『蝶になって会いに来た亡き母親』チャネリングエピソード - Jomon Harmony

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『蝶になって会いに来た亡き母親』チャネリングエピソード

 僕が始めて、本格的にチャネリングができるようになった思いれの深いエピソードがある。僕自身、在宅医療をやっていて自宅で多くの患者さんを看取っている。
 ある時、僕の意識の中に看取ったおばあさんの意識が入ってきた。なんとも娘が悲しんでいるのが見てられないという。自分は向こうの世界で楽しく生きている。とても幸せだとのこと。もう私のことばかり考えないで、娘に自分の人生を生きてほしいと言っているようだった。そしてたまに白い蝶になって庭に遊びに行くからそう伝えてと言われた気がした。

 僕は、急いで娘さんに電話でそのことを伝えた。娘さんは母を看取ったあと、しっかり看てあげられなかったじゃないかという自責の念と喪失感から悲しみの淵にあったようだ。僕の話を聞くなり電話口で涙が止まらなくなっていた。じつは庭にちょうど母の好きだった花の苗を植えようとしていたところだった。

 少しばかりたってある日、娘さんはいろいろなことで落ち込んでいた。ふと庭先を目をやると花の苗の片隅に固まったまま動かないきれいなモンシロチョウがいた。花の蜜を吸うわけでもなく、水を飲むわけでもなくちょこんと葉っぱの横に止まってこっちを見ているようだった。それは昼になっても夕になっても夜になってもそこにじっと止まったまま動かなかった。心配になった娘さんは水を飲ませようと近くに持っていたりしたが、微動だにせずにこっちを眺めていた。痺れを切らした娘さんはその蝶に話かけた。「お母さんありがとう。もう私は大丈夫だから心配しないで。」
次の日の朝、娘さんが起きると蝶は飛んで行っていなくなっていた。

 《チャネリングで多くの死者が伝えてくれる話では、死後の世界はハッピーな世界だし、こっちの世界の人が考えているようなネガティブな世界ではない。お葬式もそうだが、現代の日本では死に対してあまりにも暗くて、ネガティブなイメージが強い。僕が以前、旅したアフリカではお葬式はみんなが笑顔で歌って踊るダンスパーティだった。》

写真は【第29回 ガーナ】天国への旅立ち祝福 全身全霊、踊る葬儀より

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