『利尻山登山、雲の中の松との話』チャネリング

　北の縄文人の発祥の地、利尻島の利尻山についに登ることとなった。前日までは嵐のような天気だったがお告げにあったこの日はウソのように晴れた。

　雲の高さぐらいまで行くと霧に包まれた。少し休憩するスペースがあり、険しい斜面に思わず座り込んだ。そこには松林が広がっていた。そこからは松の声が聞こえてきた。

『私たちは雲の中に住んでいる。』

『大地の営みは終わらない。』

『日の光は少なくても我々は 命をつなげる。』

『雲と松これほど相性のいいものはない。』

『我々の喜びはここに居続けることだ。』

『この山に感謝の限りを尽くして生きている。』

　利尻山に生きるいろいろな生き物の話を聞かせてもらったが、皆それぞれこの山に感謝をしこの山の為に役割を果たしたいと心から思っている。