『この空間の深みに共鳴してほしい』縄文の神からの提言。
利尻島の旅での終盤に利尻町運動公園の何もないただ植木が植わっている端っこに導かれた。 こんな何もないところに何が???
しかもチャネリングすると相手は縄文の神だという。

『こんにちは。お越しいただきありがとうございます。』
『北の縄文文化はここで生まれました。と言っても何のことかよくわからないでしょう。』
『縄文時代を作りあげた根源がここにはあるのです。』
『深く考えすぎないでください。』
『縄文とは 意識の力なのですから。その意味はいずれ分かります。今日ここに来たことだけでも大きな意味があります。また会うことになるでしょう。』
それだけ話、その場はお別れした。
その日の夕方には利尻島の見返台園地という利尻山の登山口がある場所へ行くように案内された。その園地の錆びれて一番寂しそうなところに草が生い茂っていて立ち入れないようにロープが張ってあった。ちょうどそこまで来たとき、またあの縄文の神の低い声が聞こえた。


『また会えたな。』
『まぁそこに座って聞いてくれ。』
『縄文とは意識なんだ。』
『 その場所の形や色など関係ない。ただ私がいるべき場所にいるだけだ。』
『その静けさを感じることができるか?』
『この静けさこそが我々の文化だ。』
『静けさは 深みを作る。その深みによって人は成長する。』
『そんな深みを表現できる人多くない。』
『縄文文化の深さは他の文化では類をみない。』
『その渋さが日本文化を色付けしている。』
『この 何もないところに居座り続けることが渋さの所以なのだ。』
『飾り上げた 祭壇 などはいらない。そのままの 何もない自然。それこそが 究極の深みであり、静けさ なのだ。』
『人が 渋みを追求する時に、道は開かれる。派手に飾られた場所に道はない。』
『人の生き方は無数にあるが、道は無数ではない。』
『静寂に包まれた 深みはあなたを無限の彼方へと導く。この沁み入る静けさを感じてほしい。』
『言葉を与える必要はない。言葉はこの空間の可能性に制限を与えるのだ。』
『ただこの空間の深みに共鳴してほしい。』
『今あなたの体の中で創り出された深みはずっと 保持される 。』
『この深みを多くの人に使ってもらいたい。 それが私の望みです。』
《僕はそこに座り込んだまま、5分〜10分ぐらいかかっただろうか目の前の深みに自分の意識を重ね合わせた。》
《携帯の充電のように あと何%か意識で確認しながら100%となるまで行う。》
《この写真を使って意識とつながることができるということなので、是非あなたもやってみて欲しい。》
その帰り道、森の中をバイクを走らせていると再び同じ声に呼ばれた気がしてバイクをおりた。また、縄文の神が声をかけてきたのだ。

『あの虫たちがたくさん飛んでる 木の所を見てほしい。』
『今 、葉っぱが落ちたのを見たか?』
『蜂たちが 8の字ダンスをしている 向こうで 葉っぱが 落ちる。これは偶然ではない。』
『全てが完璧なタイミングで起こっている。』
『宇宙の調和は果しない。一寸の狂いもないのだ。』
『地球という星の運営は特に 緻密だ。多くのものが愛を学べるように細部までこだわった星 なのだ。』
『私は 縄文を担当している。この心の深さを学んでもらうのが私の使命だ。』
『この静かな森は我々の財産だ。この森は多くのものを与えてくれる。』
『自然との調和があなたたちの課題だ。』
『でも本当は知ってるはずだ。 心の中には故郷のこの森があるはずなのだ。』
《追伸》
この縄文の神とチャネリングした3か所はなぜこの場所で縄文の神と繋がれるのか聞いた。それは縄文時代に人々が縄文の神と繋がるための祈りの場所だと分かった。そのままの自然、祭壇も飾りもいらないそんな場所で彼らは繋がっていたのだ。
