『大木の崇高なメッセージ』
家の近所にある大木がある時、根元で切られていた。
倒れて通行人を押しつぶすかもしれないし、やむを得ず切るという決断に至ったのだろうと勝手に自分にいい聞かせた。
でも、ただの薄い切り株になった大木を見ると毎回切ない気持ちになっていた。
そしてある時、その切り株、自身からチャネリングで話を聞けた。

『私はあなたが気にかけてくれていたのを知っています。』
『居てあげられなくてごめんなさい。』
『木というのは時に人々を邪魔してしまいます。
悪気はありません。』
『人々の役に立ちたいのですから。』
『あなたたちとの時間は忘れません。』
『本当に人々のことが好きなのです。』
『素敵な日々を過ごして欲しいと思っています。』
『私はまだ死んではいません。』
『また人々のために役に立てるように一から頑張っていくつもりです』
とにかく人間の役にたちたい。
木とはなんて健気なのだろうか?
どこかで可哀想、可哀想なんて思っていた
そんな自分が恥ずかしくなるほどの
崇高なスピリットの高さに圧倒された。