『「静」はあなたに穏やかな居場所を創る』北の縄文文化の神髄が語る。

　僕はこの夏、北海道の利尻島へ呼ばれた。いつも通り、なんで行くのかは行ってみないと分からない。とにかく航空券と宿をとって現地へ向かった。

　到着し翌日からバイクで島を回った。そして、ふと無もなき神社に立ち寄った。海から伸びる長い参道、青々しい緑のトンネルを潜り、そしてなんとも可愛い社へ辿り着いた。するとすぐにチャネリングが始まった。

『この風がわかるか ？』
人生で味わったことないぐらい 心地よい肌をなでるような風に包まれた。

『この世の全てのものを愛してほしい。全てが愛しいのだ。』

『南の縄文文化は動であれば、北の縄文文化は静である。動かずにただ 佇むことが安定感を生む。周りの存在たちが 安心して生きることができる。それが我々の生き方だ。』（南の縄文文化は沖縄から、北の縄文文化は北海道から始まった。最近の通説でもそうなっている）

『この落ち着いた穏やかな空間 、時間というものも我々のこの静という性質が生んでいるのだ。そして、ここでは全てのものが連動し 共鳴しあっている。』

『これはあなたの心でも同じことが言える。あなたの心が静であれば 、周りは安定した 穏やかな世界になる。それこそが 北の縄文人が大切にしてきたことなのです。』